IT業界で活きる文系の強みとは?選考では他の文系とも差をつけよう

“IT業界に就職するのは理系”と決めつけてはいませんか?

実はそんなことはありません。IT業界には、文系出身者の強みを活かして活躍している人がたくさんいます。さらに新卒採用でも文系出身者を積極的に採用している企業が数多く存在しているのです。

今回は、IT業界における文系出身者の強み、さらに同じ文系学生に差をつける方法について見ていきたいと思います!

IT業界における文系出身者の割合は?

IT業界の現状を把握するため、客観的な数字を見ていきましょう。「IT人材白書」では、IT人材に関する動向調査結果を見ることができます。下の表は、2016年度のIT企業に所属する技術者の出身学部です。技術者のうち、文系出身者が30.6%に及んでいます。
(文学系、社会学系、法学系、経済・経営学系、文系(その他)を合わせた数字=30.6%)

引用IT人材白書2017」(独立行政法人情報処理推進機構(IPAIT人材育成本部、2017年)

意外にも、技術者の3分の1が文系出身者という結果が出ています。このことから、文系出身者は理系出身者と同じように技術者として働くことができるということが分かります。
ちなみに、20代だけを対象に調査した場合の文系出身者の割合は36.7%です。

IT業界で活かせる文系の強みとは?

文系出身者が増加している背景には人手不足の影響がありますが、それだけではありません。文系には文系の強みがあります。どのようなところがIT業界に重宝されているのか見ていきましょう。

コミュニケーション力がある

技術者は一人で黙々とPCに向かう仕事だと思っていませんか?しかし、プログラマやシステムエンジニアなどの技術者はチームで動きます。また、自社だけでなく別会社と共同でシステムを作ることもあるため、コミュニケーション力は必須なのです。

一つのシステムを作るためにはいくつもの工程が存在するので、チームワークや協調性も要求されます。円滑に業務を遂行するためには、コミュニケーション力に長けている文系出身者は必要な存在なのです。

顧客のニーズを的確にとらえることができる

IT業界での業務は、意外にも文系脳が求められるケースが多くあります。開発系の技術者は、使いやすいシステムを作ることを使命としています。つまり、使う側がどういったシステムを求めているか、現状をどのように改善したいと考えて依頼しているかなど、使い手の要望を満たす必要があるということです。これは、顧客のニーズを的確に把握できる能力がなければ務まりません。文系出身者は、理系出身者よりもこういった能力に優れていると言われています。

プレゼンテーション力

IT業界には、セールスエンジニアという職種があります。セールスエンジニアは、サービスを販売する営業と技術的な知識を持つ技術者の両方の要素を持ち、顧客に対して自社製品の導入提案や導入後のサポートを行います。

技術者として知識を習得したのち、セールスエンジニアになるケースが多いです。ここでは、一般的な営業職と同じようにプレゼンテーション力が重要視されるため、大学の講義等でプレゼン慣れしている文系は非常に重宝されます。技術職の段階であっても、相手にわかりやすく説明する力や説得する能力は重要です。

文章を書く能力

技術職にも計画書や報告書の作成など、文章を書く機会があります。その際、文系出身者の方が比較的スムーズに書類を作成できる傾向にあります。書類は見る人が分かりやすいものでなければなりません。そういった意味では文章に触れる機会の多かった文系出身者の方が長けていると言えるでしょう。

語学力

IT業界は海外でビジネスを展開している企業が非常に多く、語学が堪能な人材を求めています。

また、IT業界はものすごいスピードで日々進化しています。最新情報に敏感でいることも技術者に必要な要素ですが、最新の製品やテクノロジーの多くは、米国などの海外から日本へ浸透するケースが多いです。

それより前に情報をキャッチアップするためには、海外の情報サイトや情報満載なブログを読む必要がありますが、そういった情報は大抵英語で書かれています。新しい情報をいち早く知るには、語学力が必要になります。

技術面の溝はどう埋めるのか

文系ならではの強みがあるとはいえ、「やっぱり技術面が心配」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、IT技術職は「雇う時代から育てる時代」へと変化しています。

前述した強みを持つ学生を中心に採用し、技術面は入社後の研修で身に着けさせるというケースが非常に多くなっています。つまり、文系出身でも安心な教育体制が整ってきているということです。技術面の研修があることで、文系は不利どころか、逆に有利な立場に立つことになります。

同じ文系に差をつけるには?

ここまで文系の強みや技術面のことについてお話してきましたが、「履歴書/ESや面接でしっかりアピールできるか心配」、「同じ文系はたくさんいるし…」と不安に感じている方もいるかもしれません。

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