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プログラマー、Webデザイナー募集

仕事内容 目標を達成するには、向上心や探究心を絶やさず、専門的知識の引出しを増やすように心がけ、人の繋がりやインターネットなどの媒体を通じて様々な情報を吸収した上で、その蓄えた財産をアイディア・価値に昇華していく力が必要です。
様々な場所、場面における、「あるべき未来像」を提案しつつ、社会、市場、そして当社と共に成長していける人材を、当社は求めています。
求める人物像

募集概要

求人No. R0012
職種 ITエンジニア(プログラマー・SE)
求職者区分 未経験者
雇用形態 正社員
就業場所
応募資格
プログラミング経験の必要性 全く必要ない
契約期間 無し
研修 有り 
募集人数 複数名
給与 短大・専門卒 207,000円 大学卒 209,000円
休憩時間
時間外労働 無し
試用期間 6ヶ月
勤務時間 8:50~17:50
加入保険 社会保険 / 厚生年金 / 雇用保険 / 労災保険
労働条件 週休2日 / 土日休み
選考フロー
必要書類
採用実績 無し
事業内容 システム開発事業、クリエイティブ事業、ネットワークソリューション、IT研修事業
代表者 有馬 猛夫 
資本金 2,200万円 
社員数 86名(2017年4月時点) 
平均年齢  
平均勤続年数  
離職率  
男女比  
創立 年 月 日 
本社所在地 東京都渋谷区渋谷3-10-1 渋谷MJビル6F 
最寄り駅
沿革 1999年03月 パソコントータルサポート事業開始
1999年04月 有限会社ネクストビジョン設立、Webアプリケーション開発業務開始
2000年01月 講師・インストラクター派遣・セミナー事業開始
2000年02月 Linux/FreeBSDによるインターネットサーバ「Vision」販売
2000年05月 ITコンサルティング保守サポート事業開始
2001年09月 資本金を1,000万円に増資、株式会社ネクストビジョンに組織変更
2001年11月 メールマガジン管理システム「グルメール」販売
2002年05月 東京本部開設
2003年04月 Webコンテンツ・トータルコンサルティング事業開始
2003年07月 ASP事業開始
2004年02月 HiBiSインターネットフォーラム「優秀ビジネス賞」受賞
2004年03月 経営革新支援法認定
2004年08月 赤ちゃん誕生速報システム「産まレターα」発表
2005年01月 業務拡張のため広島本社増床
2006年02月 資本金を2,200万円に増資
2006年04月 広島初の地域ソーシャルサイト「ぴろねっと」運営開始
2006年10月 (財)ひろしまベンチャー育成基金「ひろしまベンチャー奨励賞」受賞
2007年02月 広島市「平成18年度広島市企業診断受診優良企業(優良企業賞)」受賞
2007年03月 統合型情報セキュリティ・メールアーカイブ「ログキューブ」販売開始
2007年08月 内定者コミュニケーションツール「スタートラインSNS」販売開始
2007年10月 プライバシーマーク認証 取得
2008年01月 マイクロソフト/広島市「ITベンチャー支援プログラム選定企業」認定
2008年06月 業務拡張のため東京本部増床
2009年05月 次世代コンテンツ管理システム(CMS)「HeartCore」販売開始
2009年11月 業務拡張のため東京本部移転
2010年02月 HiBiSインターネットフォーラム「優秀ビジネス賞」受賞
2011年04月 iPhoneを活用したモバイルソリューション「iSMART」発売開始
2011年07月 顔認証技術を活用したAndroidバラエティアプリ「どうぶつがお」配信開始
2011年10月 クラウドコンピューティング支援「クラウド引越センター」サービス開始
2012年07月 iPhone目覚ましアプリ「Remember Alarm」配信開始
2013年04月 iPadを使ったペーパーレス現場帳票ソリューション「ConMas i-Reporter」販売開始
2015年08月 情報資産管理システム「Cincom ECM」販売開始、Webフィルタリングシステム「i-FILTER」販売開始

様々なプロダクト商品やシステム開発、ネットワークの導入支援など、次々に新しい技術ビジネスの形を生み出していく 株式会社ネクストビジョン代表取締役社長有馬猛夫さんに会社設立のきっかけや現状、 これからの展望や採用などに関してお話を伺いました。

姉の言葉にショック!技術者として火が着いた

nextvision外観

ー お忙しいところインタビューのご快諾ありがとうございます。学生の視点でお伺いできればと思います。 本日はよろしくお願いします。まずは御社設立のきっかけというのはなんだったのでしょうか?

長いよ?(笑) 元々はIT系の専門学校の講師を11年間していました。教えるという仕事は現場で仕事をするのとは違って、 例えば、白い画用紙に懐中電灯を照らしたとき画用紙に近ければはっきりと見えますよね? でも周りは真っ暗だと見えない。だから自分で手を動かして仕事をしているときは、 そこにつけてはわかるんだけど周りが見えないままやっている。 ところが専門学校の講師をしていたら、全体を見渡しながらいろんなことを学術的に見れて、おもしろかったんですよ。 ただ1つ1つに対しては詳しくないです。 で、11年間の終わりの方にあるとき姉にパソコンをプレゼントしましてセットアップしてたんですよ。 それでいろいろとキーボードを打っているときに姉が私にこう言ったんですよ。 「あんたコンピューターの先生なのに打つの遅いね。」って(笑) それでハッとしまして、現場から離れてテストの丸つけをしていてキーボードから離れている自分が見えて、それがショックで。 そこからもう一回技術者としてやってやろうって火がついてしまったんです。 でも、そこで今まで全体を見てましたから「これからの時代、ウェブアプリケーションが絶対に来る!」と思ったんですよ。 ですが、1999年当時は、インターネットがまだまだ広がっている状態ではなかったんですね。 個人ベースではやっている方はいたけれども、まだまだといった状態で。 でもいずれこういう業務アプリケーションがお仕事に役に立つ時代が来る!と思い、 そういう会社に転職したかったんですけど、まだあまりそういった企業がなかったので自分で立ち上げました。

ー IT業界で働こうと思ったのはなぜですか?

僕は山口県のすごい田舎の出身でして、近くにはお店もあまりありませんでしたし、 うちもそんなに裕福でもなかったのでおもちゃとかもあまり買ってもらえなかった。 「車のおもちゃが欲しい!」なんて親に言ったら、「よーし!」って言って親が木で作るみたいな(笑) そういう親が「作ってくれるのが当たり前」という経験を覚えて、 自分で欲しいものは自分で作るっていう意識が小さいときからありました。 それで高校生のときの先輩がたまたまパソコンを持ってまして、 遊びに行っていじらせてもらったら感動して見事にのめりこんでしまいました。 学校が終わったらほとんど毎日通ってました。 それで高校のときにパックマンみたいなゲームを作って雑誌に投稿したら 金賞を取って50万貰いまして「これは金になる」って思ったんですよ(笑)

先生と生徒の関係になるんです。

ー 仕事のやりがいや楽しさはありますか?

私の立場から言えばお客様に喜んでもらえたときです。 うちは納入する前に必ずクレームを防ぐために、導入前研修と言って商品をわかりやすく説明します。 要は先生と生徒の関係になるんです。それでこの間広島にある自動車メーカーの工場に社員と私とで行ったとき、 イメージとしては社長の私が行ったら「いつもお世話になってます!」みたいなイメージあるじゃないですか(笑) でも実際には工場の方が担当者の社員の方に「先生!いつもありがとうございます!!」って来たんですよ(笑) もうそいつはどや顔(笑)その時の私の寂しさといったら(笑) でも、そういうお客様との関係を築けるかっていうことなんですよ。 そういうお客様が喜ぶ瞬間を間近で見るとモチベーションに繋がってきます。

ー では逆に辛かったことはありますか?

ないわけないよね(笑) 先程も言いましたけど当時はインターネットがこれからのビジネスの主流になるなんて思われてなかったですから 周りからは 「有馬は一体何を言っているんだ。」とか「馬鹿じゃないのか。」って言われました(笑) 実際私も、現場から離れてキーボード打てなくなっちゃってましたし(笑) 技術力がない、お金もない、商品もない、顧客もないし営業もやったことない。何にもないです(笑) ただこれからは絶対にインターネットが流行ってウェブアプリケーションの需要が増えるはずだっていう思いしかなかったんです。 そんなことをやるって人に誰が協力してくれますか?(笑)ところが2人だけいたんですよ。 55歳の僕の恩師と21歳の講師時代の僕の生徒(笑)仕事がなかったから給料を払うのも大変で、 1人でやった方がよかったかななんて思ったときもありました。でも1つだけすごいものを私は持ってたんですよ。 私は他の先生と比べて若く22歳で講師になったので生徒と年齢が近かったんです。 そのころは専門学校に通う生徒にはごろつきが多かったですから、とにかくなめられちゃいけないと思って 竹刀とか持ってました(笑)チョークは飛ぶし、唾は飛ぶし、パンチは飛ぶし(笑)そんな先生当然嫌われますよね。 でも不思議なことにその卒業していった生徒が「先生が頑張ってるなら。」って言って 仕事を紹介してくれたり転職してきてくれたり。今うちの社員に教え子が20人くらいいるのかな? そうやって助けてもらって奇跡的に今生き残れています。

1万個のアイディアからヒット商品が生まれる

ー 会社についてお伺いします。社内の雰囲気はどのような感じでしょうか?

良好だと思います。飲み会が多いですね。月に最低でも2回くらいあります。 社員旅行とかはあまりやらないんですけど。やっぱりその間お客様の対応ができませんし。 でも来年で15周年なのでどこか行こうかっていう計画はありますけどね。

ー 休暇制度についてお伺いします。有給や産休、育休を利用する社員はいらっしゃいますか?

そういう制度は一応整えています。有給とか取らせないと社員が怒られますから。 うちは仕事しないねってよく言われます(笑)定時でみんな帰ります。でも本当はそれって大変なんですよ。 やる量はいっしょなのに定時で帰らなければいけないんですよ。新入社員なんかは大変ですよね? 見方の問題ですよ。もしかしたら残業がある会社の方が楽かもしれない。残業するときは申請させます。 1回の申請で2時間まで。基本的にはみんな帰ります。僕たちの目標はイノベーションを起こすことなんです。 だから早く帰って自分の世界を広げるようなことをやって欲しいです。

ー 新卒の給料はいくらですか?

東京だったら21万から23万くらいです。毎年4月に昇給制度もあります。それは年功序列ではなくてランクをつけてます。 上からS/A/B/C/DとあってDだと給料が減ります。Cだったら現状維持。Dなんていうのはよっぽどですけど。 何もしないで給料が上がるっていうのはないですね。

ー たくさんの製品を開発されていますがアイディアはどこから産まれるのですか?

商品開発に関しては、自由な発想が必要です。それは天才的な社長でもない限り1人だけではできないんですよ。 だから私の仕事は判断することです。社員が持ってきたものを判断することです。 1つの商品を出そうと思ったら100のアイディアが必要なんです。ヒット商品を作るには100の商品が必要です。 つまり100×100で1万個のアイディアが必要です。それは1人ではできないのでみんなでアイディアを出す、出させることが必要です。 そのために、いろいろな仕掛けがあります。例えば会議で絶対してはいけないことは、意見を潰してしまうことと、黙っていること。だから、それをさせないためにいい意見が出たら当たり前だけど褒める。 褒めるだけではなく、うちでは社内ポイントという制度があります。いい意見だったらポイントをあげて、それを賞与に反映させています。 意見を言っただけでそれが褒められてお金ももらえたら黙っていられないでしょ(笑) 誰かの意見に付け加えるだけでもいいんです。そういった工夫をして社員に勝手に火がつくような雰囲気を作っています。

学生時代は色々な経験を積むための期間!

nextvision社内風景

ー さて、今度は人事面の採用についてお聞きします。 HPの方に新卒の方は情報系の大学に通っている方に限ると書いてありましたがどうしてですか?

たくさん来るからです。実は東京ではあまり来ないんですけど(笑)広島では結構来るんですよ。 なんでかって言ったら広島ではこういった会社があまりないので。広島では400人くらい来ます。 実際に採るのは4人くらいなのでだから担当者がこういった書き方をしたのかな。 今うちはマイナビしか使ってないんですけど、以前はたくさん来てくださいっていうやり方を取っていました。 今は少し条件を絞らせて書いてあります。だけど実際、あのように書いてあってもいろんな人が来られますよ。 個人的に興味がありますなんていう人も受けてもらっていますしね。 僕たちの考えでは今東京の方が少し人員が少ないので増やそうと考えています。 実際現段階では広島で採った社員を転勤という形で東京に来てもらっています。 ですから力を入れるために変えていかなきゃなとは思っています。

ー 僕たちは文系の学生なのですが、そういった学生やパソコンがあまり使えないといった方のための研修制度はありますか?

ありますよ。元先生がいっぱいいますからね。期間はよその会社に比べて長いと思うんですけど、 新卒の場合は3月に合宿がありまして、これはお互いのコミュニケーションと社会人になるための心構えみたいなことをやります。 4月から3か月はみっちり座学です。7月からはOJTといって先輩とペアで仕事をします。 スターウォーズのジェダイのマスターがいて弟子がいてみたいな感じです。 ペアになって先輩がどんな風に問題解決をしていくのかを学んだりします。 これをブラザーシスター制度ってうちでは呼んでいるんですけどこれを3年間やります。 要するに入社しても3年間は研修期間です。

ー 新卒で内定してから入社するまでの間で何かやっておいた方がいいことはありますか?

すごくあります。それは学生のうちにしかできないことをやって欲しいです。やっぱり失敗してもいいんですよ。 社会人になったらできないことはたくさんありますから。平日は仕事だし土日は仕事の準備もしたりしなければならない。 そうなると一生のうち、今のようにいろんなことに時間が使えることはそうないんですよ。 そのときにやれることはやっておいて欲しい。私はそう思ってます。 いろんな経験があればやっぱり発想とかも違ってきますからね。経験がある人とない人では全然違います。 だからまずは学生のうちにしかできないことを考えることです。

作業者でなく開発者であれ!

ー 御社の展望についてお聞きします。今後どのようなビジネス展開をされるおつもりですか?

うちの取り柄というのは、世の中がまだまだこれからだという時に先んじてやっているということなんですよ。 当時はさんざん馬鹿にされましたが今僕たちが言った通りになった、そうなると周りの人が再評価してくれるわけですよ。 そのうち、新しいことだったらネクストビジョンに聞いたらいい、あそこに行けばなんか新しいことをやっている。 そういう評価を受けて今に至っています。 お客様の立場からすれば、歴史があって実績がある会社に仕事を出したがるじゃないですか。 でも新しいことをやっている会社だったらもっと違うことができる。 僕たちは今そういう立ち位置にいます。 新しいことを提供し、新しいことができる会社というブランドをこれからも大切にしていかなければならないと思っています。 だからビジョンとしても、これからだったらクラウドとスマートフォンだったりタブレットだったり、 そういう新しい方向をもっと強くしていかなければならないと思っています。

ー 最後にこれから就職活動をする学生と現在就職活動中の学生、既卒の方に何か一言お願いします。

うちの会社を見ようとする人はIT系に興味を持っていると思うんです。 それでその人たちが何を望んでいるのかということなんですが、それがもし開発者になりたいのかという、 これは僕がずっと言いたいことなんですけど、開発者になりたいのか作業者になりたいのかということです。 技術者は技術者でも開発者と作業者がいるんですよ。 開発者と作業者の違いは、ないものを作るのが開発者で与えられたことをやるのが作業者です。 1つのプログラミングを作るという意味でも全然違ってきます。 最初はみなさん何か新しいものが自分で作れるといった期待をもって足を踏み入れると思うんですよ。 でも作業をやっていくうちにどんどん同じ作業をやっている自分に気付く。 それでモチベーションが下がって転職して、転職先でも同じようなことを繰り返して・・・・ やっぱりそこで原点に戻らないといけない。 なぜこの仕事を始めたのか。それはないものを新しく作りたかったからではないのか。 僕はそこにものすごい情熱を傾けています。 イマジネーションによってイノベーションを起こす。 この世界を変えるだけのものをITの技術者であれば作れるんですよ。 だからうちに来る人は開発者であって欲しいんです。 ここに来て新しいものが作りたい!僕の作りたいものをどんどん発信したいです!という方は ぜひうちに来て新しい商品を作ってください。

編集後記

さすが元講師!というだけあってとてもお話がわかりやすくおもしろかったです。 本来1時間のインタビューのところなんと2時間もインタビューに応じてくださいました! ここには書ききれないおもしろい話がたくさんあったのでとても楽しいインタビューとなりました。 有馬社長の人柄の良さが会社の雰囲気となっていて社員の方もとても楽しそう。 オフィスの写真を撮らせていただいたときは、その場にいた社員さん全員で爽やかな笑顔をいただきました。 オフィスも渋谷と交通の便も良く、研修制度もしっかりしていて安心です。 私自身も働いてみたい!と感じました。