働きながら学費を稼ぎ、プログラミングのスクールに通ったという、フューチャーコネクションの小川社長。エンジニアとしてキャリアを積む中で、総務人事・営業・講師など、幅広い業務機会を与えられたからこそ今の自分があり、社員に対しても大きな夢を叶えてもらいたいと熱く語る。

株式会社フューチャーコネクション
代表取締役 小川克信氏

ー IT業界へ入られたきっかけは何だったんでしょうか。

学生時代、実はITとは関係のない勉強をしていました。そんな中、就活時期に就職氷河期に打ち当たり、よくわからないまま就職した会社がブラック企業だったんです（笑）。かなりきついところでした。営業職を経験させてもらっていたのですが、販売していた商品もなんか怪しくて（笑）。いかがなものかと疑問を感じ、他のやりがいを求めて退職を決意しました。
中学生の頃、PCが欲しくて父に購入を求めたんですけど高価で買ってもらえなかった記憶を辿り、パソコン関係の仕事に就きたいと考えました。仕事を続けながら学費を稼ぎ、情報処理専門学校に入り直したんです。その学校では、主にC言語やプログラムの基礎などを学びました。 しかし、専門学校で勉強しているうちに、自分は開発が向いていないんじゃないかと思い（笑）、その学校の先生が紹介してくれたインフラ関係の会社にエンジニアとして再就職したんです。そこでは新卒者のIT研修も請け負うようになり、ネットワークエンジニアとして働きながら、IT専門学校の講師などの経験も３年程させてもらいました。

ー どのように仕事を覚えられたのですか？

OJTを三日間ほど経験しましたが、あとは自分で勉強しました。自分自身でものにしない限り、なかなか身に付かないのが現状かもしれませんね。自分で勉強する姿勢が重要だと思います。

ー フューチャーコネクションを設立された経緯を教えてください。

次に転職した会社でもネットワークエンジニアとして働くつもりでした。しかし、総務人事の担当者が急に退職したため、総務人事担当者として主に採用担当として働くようになりました。結果、40人程いた社員を80人まで増やしたりして、総務人事について勉強する機会を与えてもらいました。やがて数年が経ち、エンジニア・総務・人事・営業・講師、一通り経験しました。あと経験していないのは経理だけだったので、ならば自分でやってみようと思い、31歳で独立起業を決意しました。いろいろな場所で幅広い人脈作りを心がけた結果、仕事も増えていったように思います。そして、前職で一緒だったエンジニアが昨年１月に入社しました。そこから良い方向に流れが変わってきたと思います。そこからの１年間は特にSES営業に注力してきました。

ー 今後の事業計画、将来のビジョンを教えてください。

社員を増やしていきます。まず、今年度は経験者３人採用したいですね。夢は大きく面白いことをやっていきたいですね（笑）。例えば社員が、バーチャルのキャラクターとデートができるとか、バーチャルで会議ができるシステムとかを作りたいのであれば、そういう面白いものを造って、それぞれの夢を叶えてあげたいんです。お客さんともそんな夢のある話をしていきたいです。人工知能とかSFなんかも好きで、そういう世界を目指しているんですよね。さすがにドラえもんの道具は厳しいですけど（笑）。まさに、今にないものを造り上げる人と未来を繋ぐ会社なんです！

ー 最後に、就活生へアドバイスをいただけますか。

会社は明るく素直で元気な人を求めています。明るく元気で面接に望んでください！そして、あなたが自身と一緒に働きたいと思うかを自問してください。私は運がいいことに、色々な人に助けられてきました。信頼を裏切らないという気持ちを持ってください。最後に、やりたいことをしたいのであれば是非、うちの会社にきてください！