#02 プログラムが”ﾗｸｼｮｰ”な理由(ﾜｹ)

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こんにちは！縁寺(えんじ)庭(にわ)です。
社会における正規分布の左端でエンジニアやってます。
前回、文系こそIT業界へ！等と言った羞恥・・・じゃなかった周知の事を言い放ちました。

そして今回は
 プログラミングって思ったほど大変なことじゃないんじゃね？ 
を理解して頂きたく、つれづれなるままにそこはかとなく書き綴ります。(この時期なのでひぐらしは鳴いていません)

私は良く他部署の方に「縁寺さんって”手に職があって”羨ましい:イエローハート:」とか「庭さんて何でそんな多くのプログラミング言語を理解しているの:胸キュンハート:」と声を掛けられ相談されます。
しかし傍から見れば職かもしれないけど、実際はどうなのでしょうか？

プログラミングってどんな感じなのかを鳥瞰してみましょう。
「手に職」の正体、イイですか？進めますよ。

プログラミング言語、実はたくさんあるけどほぼ一緒！？

現在主流のコンピューターは量子コンピューターを除けば全てフォン・ノイマン型です。
何やら難しい単語が登場しましたが、私が使いたかっただけで特に意味はありません。

フォン・ノイマンの概念は「 順次処理 」「 分岐処理 」「 繰り返し処理 」のこの３つあり、それで森羅万象の全ての事象が表現できるって事が証明されています。

 ★順次処理 
例えば、漫画を読むとき上から下に読みます。
右→左、左→右の違いはあるものの基本的に 上から順に処理 していきます。
これはどの順番に解析するかだけの話で通常の感覚ですよね。
 ★繰り返し処理 
１週間は日～土を 繰り返す 、電車は移動→駅で停まるを 繰り返す 。この概念です。
 ★分岐処理 
これは前回もお話しした「 雨が降ったら傘を差す 」です。

今回はこの 分岐処理 に焦点を当てますね。

量子コンピューターって何？
量子コンピューターは、量子力学という小さな物質の動きを研究する科学を使ったコンピューターです。「量子ビット」という特別な仕組みで、普通のコンピューターが0か1のどちらかしか扱えないのに対し、0と1を同時に扱えるため、複雑な問題を一気に計算する力があります。これにより、例えば暗号の解析や新しい薬の開発などが大きく進む可能性があります。

プログラミング言語の書き方はどれも似てる！

例えば、 お財布(saifu)に1000円以上入っていれば本を買いたい 
って時に登場するのが 分岐処理 。
Pythonだと、以下となります。

Python
if saifu > 1000:
本を買う

今回は if から始まる１行に注目して欲しいので2行目は「本を買う」と表現しました。この部分はその時の環境に合わせて考えます。
今は  if saifu > 1000:  の部分に注目！

これを見て何となく理解できましたよね？

 saifu(財布)の中身が1000円より多かったら 

と雰囲気的に判りませんか？

上記の例はPythonでしたが、ここ十数年で話題になっているプログラミング言語で同じ事を表現すると以下になります。

↓全21言語

プログラミング言語例文
Rubyif saifu > 1000
Juliaif saifu > 1000
Rustif saifu > 1000
Pythonif saifu > 1000:
Swiftif saifu > 1000 {
GOif saifu > 1000 {
Javaif (saifu > 1000) {
JavaScriptif (saifu > 1000) {
Cif (saifu > 1000) {
C#if (saifu > 1000) {
C++if (saifu > 1000) {
TypeScriptif (saifu > 1000) {
Kotlinif (saifu > 1000) {
Rif (saifu > 1000) {
PHPif ($saifu > 1000) {
Perlif ($saifu > 1000) {
Fortranif (saifu > 1000) then
VBIf saifu > 1000 Then
　※IDEを使用すれば if や then と書いても
　　 If , Then と自動補正(キャピタライズ)してくれます
COBOLIF SAIFU > 1000 THEN
　※COBOLは小文字のアルファベットは使用できない
Delphiif saifu > 1000 then begin
　※PASCALの流れを引いており
　　begin が付いている
　　(ブロックの場合に付加する)
PASCALif saifu > 1000 then begin
表を全て展開する
表を閉じる

これを見て、
「何？これ？言語が違うのに全く同じ表記がいっぱいあんじゃん！そして他もほぼ同じ！」
と思いましたよね?

はい、そうなんです！プログラミング言語の表記なんて似通っています。
取り合えず一つ覚えれば後は経験でどーにかなるんです。

上記は IF文 と呼ばれる構文で、ほんの僅かに異なっているだけです。

 繰り返し処理 は上記全て「 for 」で始まる構文になります（フォーと言ってもベトナムの米製の麺ではありません）。
(※残念ながらCOBOLにはFORはありません。代わりにPERFORMを使用し繰り返し処理を記述します。偶然にも、PERFORMはFORを包含フォーガンしていますね。)


森羅万象全てを表現できる「 順次処理 」「 分岐処理 」「 繰り返し処理 」ですが、換言すれば「 漫画の読み方 」「 if 」「 for 」を知っていればあらゆる言語に対応できると言っても過言ではありません。

もちろん若干の差異以外にも言語特性がある場合もありますが、基本的には似通っているし慣れれば範囲を広げる事が可能なのです。

誰でも簡単に始められるプログラミング学習

　そんな事言っても学習に費用掛かるよね？と思われるかもしれませんが、上記のプログラミング言語は全て無料です。そしてネットには学習するためのサイトが無数に転がっています。
何ならChat-GPTに教えてもらうってのもアリです。

　後それと、プログラムがちゃんと動作した時の爽快感を味わえます。
ゲームでラスボスを倒しエンドロールを眺めつつ
 達成感に酔ったり、 
 感無量の気持ちになったり、 
 はしゃいだり 
……等に似た感覚が波のように押し寄せます。これは凄く大事です。

都市伝説を吹き飛ばし、ブルーオーシャンへ！

　そして プログラムが難しいなんて、実は都市伝説 なんです！

私もコロナ禍の数年間ずっとリモートワークのため出社しませんでした。
その時、ふと思ったのが「通勤電車ってもしかしたら都市伝説」なのでは？と
もし通勤電車に遭遇した際、乗車は右足から入るのか、左足から入るのかと苦悩するかもしれないと思いました(嘘)

やはり通勤電車は実在していました。
都市伝説と誇張され勝手に思っていただけです、上記のIF文がどれも似ていると理解できましたよね。

これがプログラムの本質です。ぶっちゃけ簡単、いえ、、 感嘆するほど”ﾗｸｼｮｰ”なんです！ 


 多くの方が難しそう！と敬遠しているからこそチャンス なのです！

皆がやってる事ってレッドオーシャンですよね？
レッドオーシャンがダメだって判っているのに飛び込みたくなる集団心理。
チャンスがしこたま転がっているブルーオーシャンに飛び込む先見の、間口を広げるのです！

都市伝説を吹き飛ばせ！50年後の自分がどこまで進化しているか！
進化し続けましょう！

貴方もエンジニア、私も縁寺(えんじ)庭(にわ)。
皆にしこたまを！星にしこたまを！Wish upon a star.
from 縁寺庭 to all of you! 

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