
しこたまでおなじみ縁寺庭です。
春ですね、もうすぐひな祭りですねー
春もうらやむ
カラフルな
衣装をまとひて
桜しこたま
と、和モダンな出だしで冒頭を飾ってみましたが、冒頭というより暴投かもですね。
チョーシに乗ってもう一句
モデル華やき
問うたると
返事しこたま
潤す(うるおす)明日や
・雛段のモデルが華やかなので問うてみると多くの返事が返ってきた
→嬉しさで明日のためになる
・すごい機械学習のモデルに質問を投げかけると有益な回答がいっぱい返ってきた
→明日以降の役に立つわー
すさまじきこじ付けっすね。でもさ、上の解釈ってどちらもwin-winなんですよね。
そ・こ・で・だ!
今回は AIとは何ぞや? について語ってみたいと思います
が、個人的にはAIって単語は曖昧なのであまり好きでなかったりしますが便宜的にAIと表現しますね。
AIってなんだ?
機械学習とかディープランニングといったもっと狭い範囲での表現の方が目的も明確にしやすいのかなとは思います。(異論は認めます。)
なにやら難しそうとか思いませんでしたか?しかし考えてみてください。AIはもう完全にコモディティー化(※ある商品や技術が一般的になり、特別なものではなくなること)しちゃってますよね。なんというかコンビニのレジの横に置いている肉まんもしくは〇〇〇チキと並んでてもおかしくないですよね?
「骨なしAIくださーい」とか・・・な日が来るかもしれません。あ、でも「骨なしAI」とかだと役に立ちそうも無いネーミングですね。(これが縁寺庭の語彙力の無さです。盛者必衰の理をあらはす)
AIで肝となるのがモデルです。
モデルとは何かに特化した凄いヤツなんです。
画像生成に優れたヤツ、自然言語処理に長けた輩、株価予想のベテラン等様々なモデルが存在します。
モデルにデータを与えると何か知らんけどちゃんと結果を返してくれる。プログラムコードというよりあらゆる数理モデルや統計学が基礎となっています。
例えば虚数(√-1)は昔は役に立たないと言われていましたが、現在これが無いと通信すらできない状況です。
電線のたるみ一つとってもちゃーんと複雑な計算がなされているのです。
モデルは数学の総動員なんです!そしてそのモデルが素晴らしい解答を出してくる。
そのすんごいモデルってどうやって構築すんだろ?
これはもうなんつーかホンッッッッットーに大変な作業なんです。
モデルって言うのはメモリ上に無数の行列(テンソル)がしこたまどころか止めなく溢れかえっているのです。モデルを構築するためにGPUを大量に並べて何日間も演算させ続けるとかの気の遠くなるような諸行無常です。←意味は通じないかもしれませんが心で感じ取ってくだ祇園精舎の鐘の声。(誰かオレを止めてくれ)
なので、このメモリ上のモデルを保存するのです。だって消えちゃったらまたやり直しだもん。保存する前に電源ダウンで消えたら悲しいよね。偏に(ひとへに)風の前の塵におなじ状態ですもんね。
ところで、「トゲアリトゲナシトゲトゲ」を知っていますか?
「トゲトゲ」と呼ばれるトゲのある昆虫がいます。
が、なんとこの種にトゲのない「トゲナシトゲトゲ」が発見されました。
更にこいつのトゲアリバージョンも発見され「トゲアリトゲナシトゲトゲ」と安易なネーミングにされました。
これって最悪もっと長くなる可能性だってあります。
しかし、トゲアリトゲナシトゲトゲなんて甘いもんじゃないんです。モデルは!
トゲアリトゲナシが10の12乗回続くとかのレベルです。
ご理解頂けたでしょうか?モデルの大変さが!天文学的トゲアリトゲナシトゲトゲなのです!沙羅双樹の花の色
AIを活用するならプログラミングを学ぼう!
モデル構築の大変さはご理解頂けたと思いますが、そのモデルをプログラムで使用するのは数学の知識が無くてもOKです。
ChatGPT使うのに数学検定2級以上でないとダメとか無いですよね?逆に有ったら困るよね!猛き者もつひにはほろびぬ
そう、プログラミングの知識があればネットに転がっているモデルを使って独自のAIも作れちゃうんです!なんならコードコピペ。
もちろんChatGPTに聞くのもアリですが、プログラミングの知識があればChatGPTの間違いに気付けるしブラッシュアップも可能。
実際、開発会社の技術者って三角関数すら知らない人がしこたまですから。
将来が有望なAIを学ぶのならシステム開発をやってた方がしこたま有利なんですね。
チャレンジしてみませんか!!!
語り継がれた
しこたまで
電気羊も
諸行無常
ひな祭りから無理やりAIの話題を持ち出しました、なので締めの言葉はやはり「ただ春の夜の夢のごとし」ですかね。(最後まで意味不明でしたね)
貴方もエンジニア、私も縁寺(えんじ)庭(にわ)。皆にしこたまを!星にしこたまを!Wish upon a star.
from 縁寺庭 to all of you!